【うちの収納】「自分で選ぶ」力を育てる、子ども服収納

こんにちは。 湘南エリア(茅ヶ崎・藤沢・鎌倉)で活動している、整理収納アドバイザーの佐藤ようこです。

子育てをする中で、大切にしていることがあります。
それは、「子どもに選択をしてもらうこと」

とくに洋服選びは小さな選択を積み重ねられるし、成功・失敗も経験しやすく(気温によって寒過ぎ、暑過ぎたり)「決める」経験を積むにはとてもよい習慣だと思っています。
「今日は何を着ようかな?」を自分で考えることは、自立心や判断力が育つように感じます。

私自身、子どもの頃は服を親に選ばれるのが当たり前で、着たい服がなく辛かったし、大きくなってから自分の「好きな服」がわからなくなってしまった経験があります。
だからこそ、息子には「自分で選べる楽しさ」を感じてほしくて、3歳の頃から毎朝の洋服選びは息子に任せています。

今、年長さんになった息子は、朝起きるとsiriに「今日の天気は?」と尋ねます。
「長袖かな?半袖かな?」「羽織ものは必要かな?」そんなふうに、毎日自分でその日の服を選ぶのが当たり前になりました。

上下の組み合わせが大人から見ておかしかったとしても、寒いんじゃないかな?と思っても、「今日は寒いみたいだよ」と伝えるくらいで、「こっちにしなさい!」等と必要以上に口出しはしません。身だしなみやTPOについてはきちんと伝えますが、その選択による失敗も、経験だと思うのです。


そんな息子のクローゼット、実は「洗面所」にあります☺︎

棚板を抜いて突っ張り棒を通し、ハンガー収納にしただけの簡単なものですが、2歳頃から今(120cmサイズ)まで、ずっとこのスタイルです。

トップスはハンガーでかけ、ボトムス、肌着、パンツは小さなボックスで分けて収納をしています。

最下段には今はパジャマを収納しています。

どうして洗面所に子ども服収納をつくったのか、というと…
理由は3つあります。

身支度の流れがスムーズだから

朝起きて→顔を洗って→そのまま着替え。
帰宅後も、脱いで→洗濯カゴに入れて→着替えまでがすぐ完了!
動線がまとまると、生活の無駄が減ります。

「自分で選ぶ」をサポートしたかったから

冒頭のとおり「自分で選ぶ」をやりやすいクローゼットにしたかったからです。

子ども部屋にもクローゼットはあるけれど、バーが高くて自分で服を選べない…。
だから手が届く位置にハンガーをかけられるように工夫しました。
引き出しより、目で見て選びやすいハンガー収納がおすすめです◎

洗面所の収納スペースが意外と豊富だったから

わが家はごく一般的な間取りのマンションですが、洗面所のリネン収納が多めに作られていました。このおかげで、子ども一人分の服ならすっきり収まります。

服の管理も身支度も、「どこで・どう使うか」から考えると、暮らしってどんどん楽になっていきます◎

洗面所にスペースがある方ばかりではないと思うので、参考にするのは難しいかもしれませんが、「洗面所に普段着があってもいいんだよ」、つまり暮らしに合わせて収納は自由につくっていいんだよ、ということをお伝えしたく、今日のブログを書きました!

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