お気に入りがぎゅっとつまったクローゼットをつくるには?

整理収納アドバイザー 佐藤ようこです。

神奈川県湘南エリア(茅ヶ崎・藤沢・鎌倉)で出張サポートにお伺いしています。
オンラインでは部屋と心を整える講座「片づけ心理学®」をお届けしています。

今日は「お気に入りがぎゅっとつまったクローゼットをつくるには?」というテーマでお話します。

「整理収納したら、服を買わなくなった」

先日、お客さまのお宅で整理収納をしていたときに…

「この間クローゼットを片づけてもらってから、服を買わなくなりました!」とご報告が。

2週間前、お洋服の整理をして、着る服だけを残してあとは手放す作業を一緒にしました。そしてオンシーズンやオフシーズン、お仕事用や日常着とジャンル毎に仕分けをして収納ところ、それぞれの「枠」(=適量)が分かって、「もうこれ以上入らない」ということがハッキリ分かったそう。

「今までは帰りに駅ビルにふらっと寄って、なんとな〜く服を買っちゃってたんだけど、あれ以来まったく買ってません!」とのこと!自然にブレーキがかかるようになったんですね。

定位置がなければ、ものは無限に増やせる

収納の「枠」がないと、人って無限にものを増やせてしまえるんですよね。

ものそれぞれに定位置が決まっていない状態というのは、どこに何をしまってもOK、という状態だということ。

家全体が「枠」になってしまうと、ものを「これ以上しまう場所がない」っていうストッパーがなくて、無限に増やせてしまうんです。どこにしまうか考える前に、本当に必要なのか考える前に、衝動に任せてものを買ってしまう…。一時の高揚感の先に待っているのは、「なんでこの服買ったんだっけ?」の後悔と、たくさん服があるのに着れるものがない…!!!と「ものに苦しめられる未来」だったりします。

定位置を決めて枠をつくるって、とても大事なことなのですよ〜。

「買い物の楽しさ」も味わいたい

しかし、「買い物しなくなる」なんていうと、こんな反論も聞こえてくるような。

「私はお買い物が大好きだったのに、これじゃ買い物の”楽しさ”を感じられなくなっちゃうんじゃない?」

もともと買い物好きな方にとって、買い物を楽しめなくなってしまうとしたら、悲しいですよね。

なので、「枠の意識」と「ありたい未来」との二刀流!が最強だなって思います。

まず自分はどんな自分になりたいのか、どんな未来が待っていると嬉しいのか…。理想の未来からじっくり考えること。

そして、その「ありたい未来に合わせたものの持ち方」に、徐々に変化させていくこと。

そうすることで、「枠」の中は、ぎゅぎゅっと自分のお気に入りばかり・自分のテンションをあげてくれるものばかりの、自己肯定感爆上がりな癒しスポットになってくれますよ〜♪

まとめ

なんとなく買っちゃうお買い物を脱しつつ、お買い物を楽しみたい!

そしてお気に入りがぎゅっとつまったクローゼットをつくるには…?

「枠」づくりと「ありたい未来」の二刀流が最強ですよ!というお話でした◎

そうはいっても「ありたい未来」、理想の未来なんてどうやって描くの?!

そう思われた方には「片づけ心理学®」の講座がおすすめです。部屋と心を整えて、120%ハッピーな自分を目指すための「片づけ心理学」。私自身も気持ちの持ち方がずいぶんと変わりました。