キッチンが使いやすく変わる、収納4つのポイント

こんにちは!
神奈川県の整理収納アドバイザー
佐藤ようこです。

先先週から、継続してお伺いしているお宅でキッチン収納を見直しています。

キッチンは収納するものが決まっていて他の用途のものが入ってきにくいため、割と片付けやすい場所、ではあります。

けれど、キッチンの収納に悩む方はとても多いんですよね。その理由はダントツで…

「どこに何をしまえばいいか分からない」からです。

キッチンには引き出しや戸棚などの細かい収納がたくさんある中で、食材・食器・カトラリー・調理ツール・布巾・掃除用具・鍋…
収納しなければいけないものもたくさんあります。

収納とものをマッチングさせるのが、難しいのです。

ここでは「キッチンが使いやすく変わる、収納4つのポイント」をお伝えしていきます!

日常的に使うものは、使う場所の近くに

これはどこにしまえばいいのかな?
そう迷ったら、そのものを「使う場所」を考えてみてください。

たとえば「ザルやボウルはどこで使いますか?」
 →シンクで使う
  →シンク下収納がベスト

「ラップはどこで使いますか?」
 →余ったご飯を冷凍するときや、レンジでチンするときに使う
  →炊飯器近くや、作業台の近くが◎

理想は、「使いたい」と思ったときに、一歩も動かず手に取れる場所にしまわれていることです。

ただし、一歩も歩かずに取れるような場所にしまうのは「日常的に使っているもの」だけでOK。

イベントや来客時、特別なメニューのときなどたまにしか使わないものは、少し遠くや、棚の上段などでも大丈夫。

「そこにある」ということが、わかる状態になっていればいいのです。

毎日や週1といったように、日常的に使っているものは、ぜひ「使う場所の近くに」しまってみてください。

家族も取り出すものは、出入り口近くに

家族も出し入れするものについては、キッチンの出入り口近くに定位置をつくると、調理中にキッチン内に人が出入りして邪魔になるのを防いでくれます。

よくあるパターンとしては、カトラリー類が作業台の引き出しに入っていること。

子どもが配膳のお手伝いをしようと思っても、お母さんが調理中だったりするとぶつかりそうになってしまいますよね。

また来客のある際にも、出入り口付近にカトラリーがあれば、お手伝いも頼みやすいです。

家族が頻繁に食べるインスタント食品やお菓子なんかも、このあたりにあっても良さそうです◎

同じタイミングで使うものは、同じ引き出しに

「同じタイミングで使うもの」を同じ引き出しにしまうと出し入れのアクションが短縮されて、格段に使いやすくなります。

「コップは、この深さのある引き出し」
「細長いものは、菜箸もカトラリーも、作業台の引き出し」など、ものの種類や形状が同じものが、同じ場所にしまわれていることはよくあります。

けれど、コップはコップでも、ものによって使用するタイミングや使用頻度は違うはず。

菜箸やカトラリーは、出し入れするタイミングが違います。

それなら、「毎日よく使う食器だけ」「朝ごはんで使う食器だけ」を引き出しにしまったり、

「菜箸やお玉など、調理中に使うツール」をまとめて収納すると、同じタイミングで出し入れすることができ、とても楽です。

奥行のある戸棚は、収納ケースを使う

吊り戸棚や食器棚は、30cm以上の奥行があることがほとんどです。

上段や下段は、奥まで目線も手も届きにくく物がたまりがち。

収納ケースを使って、奥のものまで引き出せるようにするのがおすすめです。

吊り戸棚には「吊り戸棚ストッカー」が、ニトリやKEYUCA、不動技研さんなどで販売されているのでそちらがおすすめ。

深さがあり、取っ手も大きく安定した状態で出し入れができます。

下段の奥も、上の棚板が邪魔になって意外とものの出し入れがしにくい場所です。

使用頻度の低いものを入れるのはもちろん、それらの出し入れもストレスのないよう収納ケースを入れ込んで、引き出せば「物がこっちにやってきてくれる」のがらくちんです。

わが家では無印良品のファイルボックス(ハーフ)を使ってグラスなどを収納しています

まとめ

「使いやすくなる、キッチン収納4つのポイント」

  • 日常的に使うものは、使う場所の近くに
  • 家族も取り出すものは、出入り口近くに
  • 同じタイミングで使うものは、同じ引き出しに
  • 奥行のある戸棚は、収納ケースを使う

これならできそう!というものを
どんどん取り入れてみてくださいね♪

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