
こんにちは!
神奈川県の整理収納アドバイザー
佐藤ようこです。
散らかった状態を整えたいとき、
人は「どうやって収納しよう?」と考えがちです。
けれど「収納」をがんばって作る前に、
「モノを分けきる」のが、結局は近道です。
お片付けサポートでの失敗
実は、家中のモノを分けきるまで、整理収納って完成しません。
数100件のお片付けサポートに伺って、
中には失敗と言えるような経験も積ませていただきました…
その中で記憶に残っているのは、
リビングの整理をお客さまと一緒に終え、
収納棚にぴったりくる収納用品を調べ、
ラベルもしっかり作りこんだのですが…
その後、家中の整理が進むにつれ
これは個人の部屋に持って行ったほうがいいよね…とか
寝室にスペースができたからこっちに移動した方がいいね…とか
あとからリビングに置くモノがどんどん減って
収納用品も不要になる…なんていう、いわば
「二度手間・三度手間」を発生させてしまったこと。
そして気づいたのです。
家中すべてのモノを分ける(整理する)までは、あくまで「仮収納」なのだと。
モノを仕分け終えるまで、収納は作りこまず、
仕切ったモノを大きさの合う収納用品に入れて、
よく使うモノを使いやすい場所に置き、
たまにしか使わないモノは奥の方や上の方に置く…くらいでOKです。
美収納を目指しても意味がない
整理収納のプロの家は、美しく収納が並んで素敵に見えるかもしれません。
その見た目だけを真似しても、暮らしやすい家にはなりません。
整理収納のプロは、収納を整える前に「モノを整理しきる」ことを必ずしている。
だからこそ、美しく使いやすい収納が可能になるのです。
結局のところ、近道は「モノを整理しきる」を徹底的にやることです。
まとめ
お片付けを始めると、
ついすぐに結果を求めて、収納のことばかり考えてしまいがちです。
けれど効率がよいのはやはりまずはモノと徹底的に向き合うことを
ひたすら続けることです。
家全体を片付けたいな〜と思っている方は
ぜひ心に留めておいてくださいね。
もし一人でやるのは自信がない…
そんな時は頼ってくださいね。
