
こんにちは!神奈川県の整理収納アドバイザー、佐藤ようこです。
プリントがなくなってしまう、
学習机がぐちゃぐちゃになってしまう、
ランドセルの奥から、提出し忘れたプリントが出てくる…
小学生の「あるある」として、よく眼にする光景です。
つい、「うちの子、片付けが苦手な性格なのかな」と思ってしまいませんか?
…わかります。
うちの子(小1)は、何度言っても出したモノを戻しません。
お友だちの女の子を見ていると、一度言われたことをきちっと守っていて…
性格・性質の違いは間違いなくあるな〜って思うことあります。
でも、じゃあ性格の問題だからと諦める?
諦めるにはまだ早いですよ〜!
なんで片付けなきゃいけないの?
忙しいとき、我が家も荒れます。
すでに散らかってるから、もっと散らかしたってもう変わらない、
時間ができたらまとめて片付けよ…と
キッチンカウンターの上にモノをどんどん積んでいって、出しっぱなしにすることも、よくあります。
「すでに散らかった環境は、ますます散らかっていく」んです。生活の中で実感しています。
私の場合は、散らかしても片付けの仕組みを整えているし、出したモノを戻す習慣もついていますし、片付けるといいことが起こるっていうのも、知っています。
「スッキリして集中力があがる」とか「明日の自分が楽になる」とか…
だから、”元に戻す”という選択をとることができる。
じゃあ、子どもはどうだろう?
片付いた状態を知らない、またすでに散らかった環境にいる子どもが、
「片付けなさい」と言われたからといって、片付ける気になるだろうか…?
私がその子の気持ちになってみれば、
「なんで?」なんです。
なんで片付けなきゃいけないの?
片付いた状態がどんなものか知らなければ、
そこを目指すこともできません。
戻す習慣もありません。
さらに、リビングなどの共有スペースも片付いていなかったりすると、
「なんで私だけ片付けなきゃいけないの?」だと思うんですよ。
しかも、子どもの脳にとって「先のことを想像して行動する力」は、まだ発達の途中。
未来を想像する働きを持つ脳の前頭前野は、20代半ばに完成するそうです。
だから、子どもに片付けを理解させ、動かすことは、簡単じゃないんです。
考えなくても戻しやすい仕組みをつくってあげる
それなら、そんな子どもでも、
考えずに元に戻せる環境を、諦めずに用意してあげませんか?
たとえば、子どもの動線や身長に合わせた置き場を作る。
子どもでも面倒じゃない収納用品を選ぶ。(蓋を取る、引き出しではなく箱にするなど)
よく使うものは、トレーにまとめておく、など。
子どもの行動を観察しながら、「これならできるかな?」と仕組みを作っていく。
使っている様子を見ながら、チューニングしていく。
こうした小さな積み重ねで、子どもの行動が少しずつ変わっていったらいいなと思っています。

まとめ
子どもによって得意・不得意の違いはあります。
でも、その差を大きくするのも小さくするのも、実は環境の影響が大きいのです。
私も子どもの動きに合わせて、
「どうしたら戻しやすいかな?」とチューニングを繰り返しています。
「子どもの収納は、これが正解です」ということはできません。
なぜなら、お子さんの動線も性格も持ち物もライフスタイルも間取りも広さも、
その家だけの、そのお子さんだけのものだから。
けれど、抑えるポイントはたくさんあります。
一緒に、少しずつ整えていきませんか?

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