家事は、手放すべきもの?

こんにちは!
神奈川県の整理収納アドバイザー佐藤ようこです。

先日ヒアリングにお伺いしたお客様に、ご依頼いただいた理由をお聞きしたら、「ホームページを見て、親身になってくれそうと感じました」とおっしゃっていただいて…うれしいです〜!

おうち丸ごと、ご依頼いただきました◎精一杯がんばります!


さて、今度11月に積水ハウスさん主催イベントにて、「家事が楽になるキッチン収納講座」をお伝えすることが決まりました!

今日は、「家事は、手放すべきもの?」というタイトルで、家事についての思いを書いてみたいと思います。

あなたは、家事に対してどんな思いを持っていますか?「苦手です」「嫌いです」と、ネガティブな回答をくれる方が多い気がします。

家事は時短すべきという風潮

近頃は「時短」という言葉をよく聞くようになって、「家事=短縮すべきもの。手放すべきもの」だと捉える風潮が主流になっているようです。家事そのものが嫌われ者になっているような…。

私もたしかに「時短を叶える」とか「家事が楽になる」とお客様に伝えることはあります。

でも家事を「短縮すべきもの」とか、「なくてもいいもの」とか「手放すほどよいもの」と捉えると、ますます家事を嫌いになってしまう気がするのです。

家事って、本来「生きていくのに必要なこと」だし、自分と家族の暮らしを心地よくするための行為なんですよね。
子育てもそうですが、家事も、そもそも「手間暇かかるもの」なんです。

そして、「手間暇かける価値のあるもの」だとも思っています。

手間暇かけろ!とか時間をかけなきゃいけない!とか言いたいわけではないんです。確かに面倒なのはわかるんです!むしろ楽してOKなんです!

でも家事を「忌むべきもの」「なくてもいいもの」のように捉えることで、「家事なんかしていたせいで一日が終わってしまった!」とか、「家事すら効率的にできず、こんなに時間がかかって、私はダメだ」とか、「家事に時間をかけること=悪いこと」として、自分を責めてしまう人がいないだろうか…と思ってしまうのです。

家事は、家族の暮らしを心地よくするためのもの

家事って、家族の暮らしを心地よくするための行為です。
たしかに面倒なんです。でも、あなたが日々がんばっているその家事は、とても大切なことで、その時間がもったいないとか、いらない行為な訳では決してないんです。

暮らしを整えると、心も体も健康に近づきますし、笑顔になれたり、前向きになれたりします。家や暮らしを蔑ろにしてしまうと、どんなにお仕事や趣味に時間を費やしたところで、心が満たされなかったりしないでしょうか?

暮らしを整えるって、本当に尊い行為なんです。

だから、世の中の風潮的にも、家事そのものを、もっと大切な…優先度の高いものとして捉えてもいいんじゃないかな?と思っています。

「家事をしただけで一日が終わった!」って、それでも全然いいと思うんです。

そのおかげで、家が綺麗になったり、美味しいものを食べられたりすれば、それってどんなレジャーよりも、心や体に良い効果をもたらしてくれる気がします。

効率の良さだけが正義ではないはずです。

丁寧に、心をこめて洗濯物をたたむことで、ものに対してもっと大切に扱う気持ちが生まれます。

まとめ

家事は、手放すべきもの?
いえいえ、とても尊い行為です。時間をかけたって、いいんですよ。

ちょっと捉えられ方が難しい内容だったかもしれません。

家事を心地よい行為だとはとても思えないような状況にいるお客さまと、何人も出会ってきたので、「そんな余裕ないよ」と思う気持ちもわかります。

だからこそ、家事が心地の良い行為だと思えるような、家事効率のよいお家を作りたいです。

好きな食器ばかりなら、食器洗いも少し楽しくなります。気に入った服ばかりなら、洗濯をする手も少し丁寧になります。家族がみんな片付けやすい家になれば、少しお料理にかける時間も増えて、家族の好みの献立が作れるかもしれない。

家事って楽しいなって思える心の余裕を作りたいな〜って、最近よく考えています!


お知らせ

❶11月に積水ハウスさんのイベント内で講師を務めることになりました!場所は積水ハウスイズ港北インターの予定です。
追って詳細はお知らせしますね!

❷地元・辻堂(神奈川県)で、来年初旬に「おもちゃのアップサイクルマーケット」を開催予定です!
年明けからおもちゃの寄付を募ります!
イベントにかける思いなども、改めてブログに綴っていきますので、共感してくださる方のご参加・ご寄付をお待ちしております◎

出張お片付けサポート、10月のご依頼受付を開始しました!(9月のお申し込みは締め切らせていただきました)