
こんにちは。 湘南エリア(茅ヶ崎・藤沢・鎌倉)で活動している、整理収納アドバイザーの佐藤ようこです。
実はここ数週間、健康上の理由で仕事をお休みしていただけでなく、家事や育児も思うようにできない生活を送っていました。
そんな中、夫や、出張中の夫に代わって泊まり込みで来てくれた義母、そして実母に支えられ、本当に助けられました。特にお義母さんは、1週間も泊まり込みで家事と息子の世話(保育園の送り迎えまで!)をしてくれて……。
5歳の息子も、自分なりに私の体調を気遣い、自分でできることをしっかり頑張ってくれました。
今、少しずつ体調も回復してきて、あらためて周りの人たちの存在のありがたさを噛み締めています。

そんな中で、私が何度も感じたことがあります。
それは、
「決めておいて本当に良かった」
と思える2つのことがあった、ということです。
1. ものの「住所」を決めておいて本当によかった
義母や実母にとって、私たちの家は“他人の家”。 ラップ、キッチンバサミ、洗濯ネットなど、最初はいろいろと場所を聞かれました。
でも、その度に、私や夫、そして息子までもが、ちゃんとその場所を伝えることができたのです。
驚いたのは、息子が「ここにあるよ!」と率先して教えてくれたこと。 フライパンの場所、自分のお手ふき、洗剤など、普段から“どこに何があるか”を自然と見て覚えていたのです。
これも、モノの定位置(=住所)を家族みんなで共有できていたからこそ。

2. 息子の「帰宅後ルーティン」を決めておいてよかった
もう一つ「決めておいてよかった」と強く感じたのは、息子の毎日のルーティン。
- 帰宅 → お風呂
- 夕食
- フリータイム(時間があれば)
- 19:30 歯磨き → 絵本タイム → 就寝
この一連の流れが、私が手をかけられないときでも大きく崩れなかったのです。なぜなら、息子自身がルーティンを「当たり前」として理解していたから。サポートするのが私でも夫でも、やること・順番が決まっているからスムーズでした。

ある日、リビングにごろりと寝転びながら、ふと周りを見渡してみると…私が何もできない間も、きちんと整っていた家。その光景を見てあらためて思いました。
「整理収納の土台がある家は、つらいときこそ、私を助けてくれる」
片づけって、見た目を整えるだけではありません。家族がスムーズに暮らすための“仕組み”をつくっておくこと。そして、自分がつらいときにも、安心できる“暮らしの土台”になること。
まさに今回、そのありがたみを全身で感じた数日間だったのでした。