手放すための判断基準は、モノより「空間」にある。

モノを手放すための判断基準が知りたい…

まだ使えるペンや、よれてるけれど着心地のよい服などがあって、
まだ使えるモノを捨てるのもなあと迷ってしまいます。

たしかに、まだ使えるモノを捨てるのもなぁ…と
迷ってしまいますよね。
私の判断軸をお伝えさせていただきますね!

判断軸①=空間

私の場合は、モノの状態を基準にした厳格なルールはつくらず、
割と大雑把なモノの持ち方をしていると思います。つまり、

判断軸は「モノ」ではなく「空間(スペース)」です。

この箱に収まるだけならOK!

なぜかというと、
「モノ」を軸に考えると、
「まだ使えるモノ」は無限に増えてしまうんですよね。

それを「空間」を軸に考えると、
空間は有限だということがわかるからなんです。

枠を飛び越えそうになったら見直し、
あるモノの中で優先度をみて手放していきます。

「やぶれたらNG」「よれたらNG」「だらしなく見えたらNG」など、
モノを軸にした基準を持つこともできると思いますが、
私は細かなルールが苦手なのでこのやり方に落ち着いています。

また、定数を決め「1 in 1 out」のやり方もありますが、
数字で管理するのが苦手だし、
「これを買うなら何かを捨てなきゃ…」とお買い物を楽しめないのが辛いのです。

判断軸②=自分が心地よいこと

枠をはみ出したら、今度はどれを選べばいいの?

じゃあ枠をはみ出してしまう時、
何を基準にして取捨選択すればいいのでしょうか。

もう一つの判断軸は「自分が心地よいこと」です。

同じカテゴリーのモノを一箇所に集めてみると、
その中で思わず手に取るの(使いたいと感じるモノ)は、
自分にとってより心地よい方ではないでしょうか?

「首元がよれてしまった服」だとしても、
他と比べて自分によく似合っていて、着心地がいいモノを、
無理に今捨てる必要はないと思うのです。

「ペン」については、
「書き心地」を気にしてみるのはいかがでしょうか?

書いてみると結構ひっかかりにストレスを感じたり、
インクが出過ぎて気になるものなど、
書き心地ってさまざま。

自分が好きな書き心地のモノを、
インクがなくなったら替え芯を買って、
ずっと使っていけばよいと思います。

まとめ

私が「モノを手放すための判断基準」は、
「モノ」を軸に捉えたものではなく、
「空間」と「自分が心地よいこと」を軸に考えたものです。

なので「首元がよれたら捨てましょう〜」「インクが出なくなったら捨てましょう〜」と
私がお客さまに提示できることではないのです。

とはいえ「心地よいこと」?なんてフンワリとした考え方だと思われてしまうかもしれません。
考える前にぜひ「同じカテゴリーのモノを一箇所に集めて」みることをおすすめします♪