子どもがお片付けしやすい、おもちゃ収納6つのコツ

神奈川の湘南エリア(藤沢・辻堂・茅ヶ崎)で
活動する整理収納アドバイザー
佐藤ようこです。

(その他地域もお伺いいたします!)

春に向けて増えるのが
「新学期に向けて、
おもちゃを整理したい!」

というご相談◎

うんうん、学用品や新しいグッズも増えるし
見直すにはぴったりの時期です!

お子さんが自分で
お片付けしやすいように、
おもちゃの住所を作りたいですよね♪

今日はわが家のおもちゃ収納をお見せしながら、
子どもがお片付けしやすいおもちゃ収納
6つののコツをまとめました。

グループ別に分け、1ボックスにつき1グループ。

まずは、
おもちゃをざっくりとしたグループ別に
仕分けます。

「乗り物」
「おままごと」
「ブロック」
「パズル・カードゲーム」
「ぬいぐるみ」など。

分類が難しかったり
仲間がいないものなんかは
「その他」で大丈夫。

収納用品にしまう時は
1ボックスにつき、
1グループを入れるとわかりやすいです◎

ブロックをひとまとめ

肩から下の高さなら、自分で出し入れできる。

人がものを出し入れしやすい
収納のゴールデンゾーン”は
目線から腰の位置です。

背の低い子どもにとっては
引き出しや棚の最下段も
収納のゴールデンゾーンといえます。

そして、就学前の小さな子にとっては
目線より上のものを取り出すのは
少し危険です。

なのでできるだけ
背丈より低い棚を選び
肩より下におもちゃをしまえば、
あまり苦労せず出し入れできます。

適当な棚がなければ、
カラーボックスを
並べるのもいいと思います◎

昔使っていたTVボードや
大人が使っていた本棚などの
お下がり家具
おもちゃ棚として使っている方が
いらっしゃいます。

TVボードは奥行きがあって
高さが足りなく、
おもちゃ収納としては不向き。

本棚も、背が高すぎて
お子さんの手の届かない場所に
おもちゃを置くことになります。

何より災害時は
上からおもちゃが降ってきたり
飛んできて、危ないです。

うちでは、IKEAのEKETという棚を
おもちゃ棚にしていますが
3歳半の息子にちょうどいい
高さだな〜と感じます!

すべて手の届く高さなので、自由に遊びます

引き出しや蓋つきボックスよりも、蓋なしボックスを使う。

収納用品は、
「蓋なしボックス」を
おすすめします。

一段毎に、ボックスを入れ込む収納なら、
引き出す動作も、
重ねたものをどかす動作も、
蓋を外す動作も必要ありません。

引き出し収納は、
高さを有効に使えるので収納力が上がりますし、
しめれば見た目がスッキリするので
よく使われます。

メリットがある一方で、
引き出しが引っかかったり
レールタイプのものは重さで落ちてしまったり、
出し入れのしにくさも感じます。

また、蓋の付いたボックスは
「蓋を開ける」一手間があるため
途端に出し入れが面倒に。

出し入れのしにくさは
大人でもストレスを感じるもの。

ましてや子どもにとっては
おもちゃで遊ぶための
ハードルになってしまいます。

このように収納はできるだけ、

「アクション数(目的のものを取るまでに必要な動作の数)」
を減らすことを意識します◎

シンデレラフィットより、のぞき込める隙間を。

収納ボックスの高さは大事です。

上から中身がのぞき込めて、
ひっぱり出さなくても
中身を出し入れできる隙間を作れると

片付けやすく、散らかりにくくなります。

棚の高さぴったりの収納ボックスは
見た目はスッキリします。

でも、上から中のものを覗き込めず、
出し入れの度に
引き出す必要があります。

さらに手を入れ込む隙間がなければ
引き出すのも一苦労だったりします。

高さに隙間があるので、ラベルをしなくても何が入っているかすぐにわかります。戻すときも放り込むだけでOK

詰め込まず、分割する。

おもちゃはできるだけ
箱いっぱいに詰め込まないようにします。

目的のものを探すのが大変ですし、
入れ物自体も重くなり、
出し入れが億劫になってしまうからです。

できたら中身を減らすか、
わかりやすくグループ分けして
入れ物を分割しましょう。

木製レールと、その他の情景パーツを分けて収納しています。

一軍、二軍、三軍に分ける。

頻繁に遊ぶおもちゃは、一軍。
たまに遊ぶおもちゃは、二軍。
卒業間近のおもちゃは、三軍。

うちの子は圧倒的に
ブロック・電車・車・組み立てロボット
が大好きなので、
これらを一軍に。

リビングのおもちゃ棚に収納しています。

箱(かご)の中は、電車・車・木のレール・情景類・四角いブロック・それ以外のブロックに分かれています。

細々したその他のおもちゃや
絵を書く道具、粘土など、
出しておいてもあまり遊んでいないおもちゃは二軍。

クローゼットの中に収納しています。

遊びたくなった時は
自分で勝手に取り出して遊んでいますが
頻度は多くないので
散らかりにくいです。

洋服棚の下段に、二軍おもちゃをしまっています。乗り物、描くもの・折り紙、その他に分かれています。

ほとんど卒業したけれど
半年に一回くらい
「そういえばあれは〜?」みたいに
聞かれることがあるような、

勝手に捨てることはしないけれど
こっそりまとめてしまっておきたいおもちゃ。
それが三軍です。

子どもの手が
届かない場所にしまっています。

クローゼットの上段、一番右にしまっています。

まとめ

子どもがお片付けしやすい
おもちゃ収納6つのコツをまとめてみました◎

  • グループ別に分け、1ボックスにつき1グループ。
  • 肩から下の高さなら、自分で出し入れできる。
  • 引き出しや蓋つきボックスよりも、蓋なしボックスを使う。
  • シンデレラフィットより、のぞき込める隙間を。
  • 詰め込まず、分割する。
  • 一軍、二軍、三軍に分ける。

子ども目線になってみて
「使いにくさはないかな?」
「わかりにくくないかな?」
と考えてみたり、

聞けるなら、
お子さんに聞いてみながら
自分でお片付けしやすい収納の仕組みを
作っていきたいですね♪

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