片付けると自信がつくって本当?

「家を片付けると自信がつく」と
聞いたことはありませんか?

実はこの言葉
私はピンときていませんでした。

以前から片付けが好きで
家は大抵片付いていました。
でも自分に自信がなかったからです。

整理収納を仕事にして
最近この言葉の意味がわかってきました。

「家が片付くと自信がつく」はちょっと違う

自信をつけるためには
「自分を知ること」が欠かせません。

整理収納の作業は
「モノひとつひとつと向き合う」こと。

好きなもの
大切にしたいこと
過去に嫌だったこと
ストレスなもの。

モノひとつひとつに思い出がまとわりつき
「手放すか、残すか」判断する時に
それと向き合わざるを得なくなります。

作業を進める度に
自分のことが分かってきます。

「家が片付くと自信がつく」のではなくて
「家を片付ける過程の作業」
自分を知るために必要な作業なんだと思います。

トランクルームにいらない物を全て詰め込んでも
それで家が片付いたとしても、自信はつきません。

片付けはスタートラインに立つこと

実は片付け終えたら自信がつく?と問われたら
そうは言い切れません。

なぜなら私は片付け終えていますが、
いまだに自信がないからです。

人と比べて落ち込むこともたくさん。
夫に「ネガティブだね〜」とよく言われます。

でも自分の得意なことに気づいて仕事にしているし、
自分の好きなものを知れたのは
部屋が片付いているからです。

整理収納は自信をつけるためのスタートラインに立つこと
と考えたらいいんだと思います。

まとめ

「家が片付くと自信がつく」という単純な話じゃない。
「家を片付ける過程」が大切なんです。

モノを押し込めるだけの収納では「ときめき」は得られないし
自信もつきません。

モノひとつひとつと向き合っていく作業を通して
自分をもっとよく知ることができます。
とても心地よい感覚ですよ♩