片付け苦手なお子さんへの声かけ

神奈川の湘南エリア(藤沢・辻堂・茅ヶ崎)で
活動する整理収納アドバイザー
佐藤ようこです。

(その他地域もお伺いいたします!)

先日、小学生の姉妹と一緒に
おもちゃや私物のお片づけをしました!

脱線しがちな6歳ちゃんと
黙々とすすめる8歳ちゃん。

楽しくすすめながら
気づけばゴミ袋2つ分を手放しました◎

片付けは、散らかったものを隠すこと?

お母さまが言うには
「片づけしてくれない子たち」とのことですが
2時間10分、ガッツリと
集中して取り組んでくれました!

片づけが苦手…
実は片づけのやり方がわからないだけかもしれません。

なので、「今日は、おもちゃに帰る家を作ってあげよう〜」
こんなお話から始めました。

これは子どもに限ったことではないのですが
「片づけよう!」と言われると
目の前に散らかったものを
見えないところになんとか
隠そうとしてしまいませんか?

空いた引き出しをさがしたり
隙間のスペースを見つけて詰め込んだり…。

そうすると、
まずしまう場所をみつけないといけないし
使いたいときにはどこにいれたかわからないし
スペースがないので出しっぱなしになったり。

この状態って結構
脳にストレスを与えます。

私や、片づけのプロがお届けするお片づけって
そういうお片づけじゃなくて

一つ一つのものに
帰る場所を作ってあげることです。

帰る場所が決まっていれば
使ったものは、そこに戻してあげればいい。

どこにあるかわかっているから
探し物もない。スムーズです。

そういうお片づけをしますよ〜!
と言うと、
ふんふんと姉妹で頷いてくれました^^

実際にやったことは
おもちゃ箱3つの整理と
宝物ボックスそれぞれ1つの整理。

計2時間で、おもちゃ箱2つが空になり
溢れていた宝物ボックスも
スッキリ余裕ができました◎

超単純で最強のお片付け方法

じゃあ、どうやったの?というと、
単純です。

中身を全部出して、
「使うもの・これから使いたいもの・大事なもの」
これらを箱に戻す。

単純ですが、
全部出すというのが
最強のポイントなのです。

全部出さないと
確認できないものが必ず出てきますよね。
下の方やすみっこにあるもの。
これは確認したっけ?してないっけ?
よくわからなくなってきます。

全部出してしまえば、
全てのものに触らないと終わらないので、
必然的に全てのものを確認することになります。

何より、全部出すと
箱がスッキリした状態になります!

そこに
使うもの・これから使いたいもの・大事なものだけを
入れていくと、作業しながら
「綺麗に使いたい気持ち」
「好きなものが詰まった心地よさ」

体感することができるんです!

箱ごと渡して
「これいるの?」と聞くと
「全部いる!」と言うお子さん、
いますよね。

うちの息子もそんな感じです。

でも箱の中を全部一度出して
一つ一つ触りながら
「大事なものとか、これから遊びたいものだけを
この箱にいれていこうね〜」
と伝えると
個人差はありますが、
「これはもういいや」というものが案外でてくるのです。

不思議なものですよね。

「いらないものを抜く」ではなく
「いるものを選ぶ」という
ポジティブな選択に変わった瞬間に
作業が楽しくかわっていきます。

ラベリングも忘れずに◎

最後におもちゃ箱に
仕分けたおもちゃを入れ直して、ラベリング◎

6歳ちゃんが「書きたい!」と言ってくれ
「ポケモン」と上手に書いてくれました!

ラベリングをしておくと
「どこに戻せばいいかな?」と
迷わないので、
ぜひすることをおすすめします。

中身がよく見える箱などの場合は
絶対ではありません!

自分で書いたラベル。
きっとこれから
使ったおもちゃを戻せるようになるはずです☺︎
(なるといいな)

ぜひ声かけの
参考にしてみてくださいね♪