「家族が元に戻してくれない!」戻しづらい定位置について4つのヒント

こんにちは。
湘南・辻堂で活動している整理収納アドバイザーの佐藤ようこです。

「定位置を作ったのですが、家族が戻してくれなくて結局出しっぱなしなんです…」

お客さまのこんな悲痛なお悩みを聞くのは一度や二度ではありません。もしかしたらそれって、家族のせいではなくて、定位置自体に問題があるのでは?そんな定位置作りに起こりがちな問題をまとめてみました。

家族が戻しづらい定位置 4つのヒント

家族が戻しづらい定位置① 遠すぎる

定位置が、物を使う所から遠くにあるのではないでしょうか?
使った場所から何歩も歩いたところに定位置があっては、いちいち戻す気がなくなるのも無理はありません。よく使うものならなおさらです。

ちょい置きされている場所こそが、物を使う場所です。なので、いっそのことそこにトレーやカゴなどで定位置を作るといいと思います。

物がちょい置きされている場所に定位置を作ろう!

家族が戻しづらい定位置② 小さすぎる

物に対して、入れ物が小さすぎるということはないでしょうか?
もしくは、他の物がたくさん入っていて、パンパンとか。入る余地がない場所に物を入れるのは、結構ストレスです。

ゆったり2割程度の余白を持たせてあげれば、ストレスなく物を入れられますので、入れ物を大きくすることを検討してみてください。

入れ物には2割の余裕を持たせよう!

家族が戻しづらい定位置③ 障害がある

引き出しやフタつきの箱に入っていませんか?引き出すまでの1アクション、両手で何かを持っていたり、急いでいたりしたら、十分な障害になります。

フタのない浅いトレー、ボックス、かごなどがおすすめです。

引き出しやフタなどの障害はできるだけ取りのぞこう!

それから、引き出しの場合は引き出しが引っかかっていないかどうかも注意してみてください。
上に重い物が置かれていてたわんでいたり、中で物がひっかかっていたりすることもあります。

よく使うものはトレーでOK

家族が戻しづらい定位置④ こまかすぎる

定位置を作ろうと意気込んで、引き出しをこまかく区切ってはいませんか?

分類が細かすぎると、「どこに入れればいいのか?」と一瞬迷います。その一瞬の迷いが、「めんどくさいからこの辺に置いちゃえ」につながってしまうのだと思います。仕切りはある程度ざっくりしていた方がよさそうです。

分類が細かすぎないかもう一度チェック!

まとめ

いかがでしたか?家族が戻しづらい定位置 4つのヒント①遠すぎる、②小さすぎる、③障害がある、④こまかすぎる…でした。
家族が定位置に戻してくれない…とお悩みの方は、ぜひ見直してみてくださいね♩