「分ける」基準とは?整理収納の正しいルート②

こんにちは。
湘南・辻堂で活動している整理収納アドバイザーの佐藤ようこです。

今日は訪問作業の日だったのですが、新型コロナウイルスの第6波が広がっていることもありキャンセルになってしまいました。感染を気にせず現場で作業できる日が早くやってきますように。

さて、昨日の記事では、お片付けの最初の一歩「仲間を集合させる」について書きましたので、今日はその続きの作業について書いていきたいと思います。

次の一歩は「分ける」です。

どうやって分けるの?

仲間(カテゴリ)毎に山ができている状態だと思いますので、ひと山ずつ手をつけていきます。

どれかひと山を選んで、「使う物」「使わないけどとっておく物」「使わない物」そして「保留」に分けます。
分け終わったら、次のひと山、次のひと山…。すべての山を分け終えるまで続けます。

では、分け方の基準について詳しく見ていきますね。

分ける基準① 使う物

使う物に含まれるのは、普段使っている物のほか、今後必ず使う予定がある物です。
・すぐ使う(飾る・読む・食べる)物
・ストック
・1年に一度使うシーズン物…など

分ける基準② 使わないけどとっておく物

使わないけどとっておく物は、主に思い出の物です。例えば私の場合は「学生時代にフランス語の勉強を頑張っていたノート」なんて、絶対今後使うことはないけれど、見ると「頑張ってたな〜この頃」と思い出せるので、1冊だけ残しています。
見ることでポジティブな気持ちが思い出せるような物は、とっておきましょう♩

分ける基準③ 使わない物

残るは「使う」にも「使わないけどとっておく」にも当たらないもの。
使わない物=手放す物です。
手放す物に関しては、行き先がさらに3つ、つまり「捨てる」「あげる」「売る」の3つに分かれます。

分ける基準④ 保留

最後は「保留」

「使わない。でも思い出という程でもない…。でも手放すのは気が引ける…!」分ける作業をしていると、こんな物が多く出てくるから進まないんですよね。

そんな物は迷わず「保留」へ。
5秒以上は迷わないことがポイントです。
なぜなら、分ける判断は頭が疲れるからです。悩むたびに時間をかけていると、思った以上に作業に時間がかかります。

「こんなに時間がたっているのに、まだこれしか進んでいない…」

疲れた頭にそんな追い討ちをかけないよう、「迷ったら即保留」を徹底してくださいね。

分け終えたら

「使わない物」はゴミ袋へ。(売る物、あげる物などは紙袋にまとめておきましょう)
ひと山毎に分ける作業を進めたと思いますが、この時点で「保留」にしている物は一旦すべてひとまとめにしてしまってOKです!

まとめ

いかがでしたか?

今日は整理収納で頭を悩ませる作業の一つ、「分ける基準」について書いてみました。

分けるのが終われば、あとはしまうだけ!もう一息ですよ〜♩前段階の作業「仲間を集合させる」の記事もご覧ください♩