
こんにちは!
神奈川県の整理収納アドバイザー 佐藤ようこです。
災害時の備えと聞くと、
ドキッとしてしまう人もいるのではないでしょうか?
今まで出張お片付けに伺ったお宅では、
全く備えをしていないお家というのはあまりなくて、
大なり小なり準備している方は多かったです。
にもかかわらず、「備蓄はしているけれど、これであっているのか不安」という気持ちが溢れていて…
当たり前ですよね。想像するしかない、正解のない事柄ですから。
わが家でも災害時の備えは進めていますが、
まだ全然「満点!」とは言えません。
備えを進めるにあたって、たくさんのブログやHPを参考にさせてもらったので、
わが家の防災対策もどなたかの参考になるかもしれないと思い、
今日はわが家の防災対策をご紹介したいと思います!
災害時の備えは、
「0次防災」→外出時の備え
「一次防災」→避難バッグ
「二次防災」→自宅の備蓄
この3つが必要とされているそうです。
それぞれの準備状況についても、お話ししていきますね。
わが家について
◯「新耐震基準」を満たしたマンション(1981年6月以降に建設) ◯ハザードマップ上、津波や土砂災害のリスクはほぼなし。液状化のリスク高。 ◯オール電化 |
もし大震災が起こったら、新耐震基準を満たしたマンションに住んでいて津波・倒壊などのリスクが低い場合、「在宅避難」が求められています。
なので私も基本的には在宅避難を想定して、備蓄をしています。
ただマンションなので揺れは激しいでしょうし、家具の転倒やガラスの飛散…また火災が起こることだってあり得ます。
何らかの原因で家を離れざるを得なかった場合の、一時的な持ち出し袋はやはり備えておきたいと思っています。
思い返せば、東日本大震災の時、私は品川のオフィスにいました。
自宅まで1時間の距離を2時間以上かけて歩き帰ったのを覚えています。
また、先月の能登半島地震の時は、車の中で緊急地震速報をキャッチしました。
地震の瞬間、自分がどこにいるのか、誰といるのかも分かりません。
家にいるとは限りません。
起こりうることをできる限り想定しながら、準備していきたいです。
0次防災(携帯用ポーチ)
もし外出中に震災が起こった場合…外出先から自宅まで帰ってくるまでを想定して作っている「防災ポーチ」。
100均の透明ポーチに詰め込んで、電車や車で出かける際は持ち歩いています。


これに加えて、スマホのモバイルバッテリー、生理用ナプキンをいつも持ち歩いています。
また仕事で海近くのお宅に出かけることがあるため、付近のハザードマップを印刷することにしました。
一次防災(持ち出し袋)
避難所生活をすることはあまり想定していませんが、何らかの理由ですぐに自宅を離れなければならない場合のため、持ち出し袋も用意しています。
下駄箱の傘を置くスペースに、無印のコの字ラックを置いて設置しました。


ちなみに手前にかかっている自転車用の子どもヘルメットを災害時にも使うつもりでいたのですが、今調べてみたら、自転車用ヘルメットと防災ヘルメットでは構造が違うそう…!子ども用ヘルメットを買い足さないと。
持ち出し袋の中身は、こんな感じ。

これに加えて現金も用意しています(小銭を多めに)。
また、持ち出し用の懐中電灯を用意できていないので、加えたいと思っています。
二次防災(在宅避難の備蓄)
主にリビング収納に備蓄しています。




基本的には普段からよく食べるもの、使うものを「多めにストックする」という方針です。
食料・水については、家族3人で7日分は用意したいのですが、長期保存食だけでそれを賄うのは難しいです。なので水も食料も、レトルト食品や缶詰、カロリーメイトなどを多めに買っておき、普段からローリングストックするようにしています。冷蔵庫の中から消費していけば、1週間は保つ想定です。
(食品のローリングストックは、キッチンにあります)
食料に関しては、ローリングストックにプラスして、ライフラインがストップしても食べられるもの(アルファ米など)を2〜3日分用意しています。
トイレットペーパー、ナプキン、ウェットティッシュ、電池など…
「シンプルな暮らし」の中でも、家族の安心のためには、買い物しなくても1週間は大丈夫な備えは常に考えておきたいですよね。
災害時の備え、どこから始めたらいい?
まずは揃えやすい「防災ポーチ」から作るのをおすすめします◎
想定するのは、お仕事などの外出先から家へ帰るまでの状況です。
数時間歩くことが考えられますよね…
あまりたくさん詰め込んでしまうと、持ち運びが億劫になってしまって元も子もありませんので、小さなポーチを用意して、色々カスタマイズしてみてくださいね♪
家の備蓄がない!という方は、
何はともあれ、水と災害時用トイレは用意してみてくださいね。
おすすめの本
災害時をイメージする…と言っても、実際に被災したことのない人が、イメージするのは難しいもの。
私は『子連れ防災BOOK』を購入して、被災者の体験談を読み、いろんな状況をシミュレートすることができました。
体験談だけでなく、「家を安心な場所にするためにどうしたらいいか」や「本当に必要なものは何か」など、被災された方目線の役立つ情報が書かれています。
また、いきなり完璧を目指そうとしないことを強調されていて、取り組みやすい内容です。
防災はほんの少しの気づきがあれば前進するものです。
子連れ防災BOOK P104
第一歩として、こんな本を読んでみることも、おすすめですよ◎
まとめ
いかがでしたか?
わが家の災害時の備えをご紹介しました。
書きながら、「あれも足りない〜これも足りない〜」と思ってしまうくらい、正解がないしどこまで揃えても常に不足感がある分野だと感じます。
そんな中で大事なのは「一気に揃えようとしないこと」「完璧を目指さないこと」ではないかと思います!
わが家の備えをご紹介しましたが、まるっと真似するのはおすすめできません。
ご家族といろんな状況をシミュレーションしながら、「うちだったら、これがこのくらい必要だよね」と、いろんな情報を自分の家族仕様にカスタマイズしながら、少しずつ揃えていってみてくださいね。
それでは〜!
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