子どもがおもちゃを手放してくれない時

神奈川県の湘南エリア(茅ヶ崎・藤沢・辻堂)で活動している
整理収納アドバイザーの
佐藤ようこです!

鎌倉・横浜・平塚などの
その他のエリアにも伺っております◎
お気軽にご相談ください。

「子どもがおもちゃを捨ててくれない…」

というのは、よくお伺いするお悩みです。

うちの子(4歳)も、
まったくおもちゃを手放そうとはしませんので
よく分かります。

それはそうですよね。
大人だって自分の物はなかなか手放すことができないのに、
まだ「価値観」が形成されていない
子どもが「要・不要」の判断をつけられないのは、
当たり前のことなのかなぁとも思います。

そうは言っても、
もう使っていないおもちゃで収納がいっぱいになり、
本当に入れるべきもの・使用頻度の高いものが
収納の外に出しっぱなしの状態になっているなら…

なんとかお子さんにも、
「物を手放す」ことの大切さを
伝えていかないといけないなぁと思っています。

そう…

物を手放すのって、大切なことです。

それは、「今」を大切にすることに
つながるからです。

今、大切にしたいこと。
今、好きなこと。

そのために、卒業できるものは
軽やかに手放して、
空をあける。

手放す=「物を大切にしていない」
ではないと思うのです。

物が多すぎると、
雑念も多くて、
今集中したいことに、集中できなくなります。

自分が今、何が好きで、
何を大切にしたいと思っているのか
分からなければ、
目についたおもちゃでなんとなく遊んでしまうかもしれません。

もう卒業したはずのおもちゃに
空間を占められてしまっては、
本当に好きなおもちゃで
思い切り遊べないかもしれません。

好きなもので思い切り遊べない。
好きでもないのに、なんとなく遊ぶ。

これって、物を大切にしているのでしょうか?

とはいえ冒頭でお話ししたとおり
「捨てなさい」と言っても、
子どもは絶対に「No」と言います。

まずはお子さんと
どんな空間にしたいか、
話しあってみませんか?

本が好きなお子さんなら、
こう伝えてみてはどうでしょうか?

「この空間に、あなたのための本棚を置こう」

工作が好きなら、

「この空間を、あなたのアトリエにしよう」

そしてそのために、
空間をあけよう。

今、欲しい空間をつくるために、
卒業できるものを、手放していこう、と
ポジティブなビジョンを持ってもらうのです。

うちの子はまだ4歳なので
もっと短絡的なビジョンを伝えています。

「今度のバザーに
卒業できるおもちゃを出すなら、
○○(欲しいもの)を買ってあげる」

これ、効果絶大でした。

うちの子はトーマスを卒業して、
今はロボット大好きなので、
「トーマスはもっと小さい子に譲ろうね♪」と
実際にバザーやフリマに出品して
その売り上げでロボットを買ってあげたりしています。

使っていない物、使う予定のない物を、
家の中に滞留させないことが理想です。

いかがでしょうか?
参考になったらうれしいです。