片付けに必要なのは、◯◯が9割

こんにちは!

神奈川県の整理収納アドバイザー
佐藤ようこです。

茅ヶ崎・辻堂・藤沢・鎌倉を中心に
出張サポートにお伺いしています。

オンラインでは
「片づけ心理学®」の講座を
お届けしています。


だらしない性格を治さないと
片付けられるようにならないの?

今日はそんなお悩みの方に向けた記事です。

先日、友人宅に4家族で集まった時、
小学生のお姉ちゃんが「片付けが苦手」と
話しているのを耳にしました。

でもそんなお姉ちゃんの様子を見ていると、
ちびっこたちが暴れ散らかしたおもちゃを
せっせとケースに戻しているのです。

「片付け、できるじゃない…!」

それなのに片付けに苦手意識を持っているのは、
何かの原因でつまずいてしまうシーンが
あるのでしょう。

片付けがうまくいかない原因とは

じゃあ、この原因って
なんだと思いますか?

性格のせいだと思いますか?

実際、「性格がだらしないから
片付けが苦手なんだよね…」

そんな自覚をお持ちの方って、
とても多いように感じます。

でも、結論をいえば、
片付けがうまくいかないのは
“だらしない性格”のせいではありません。

ズバリ、片付けがうまくいくために必要なのは、
「片付く仕組み」が9割。

あとの1割は、習慣づけです。

実は、家の片付けに悩んでしまう場合、
「片付く仕組み」が整うことで解決することがほとんどです。

(そもそも、人間みんな
気が乗らないことに対してはめんどくさがり。
あなたはだらしなくなんかありません)

めんどくさがり屋でもできる

私自身、几帳面な性格では全くありません。

過去には、引き出しに服を戻せず、
放り投げた服がクローゼットの床を埋め尽くしたり、
服はたくさん持っているはずなのに
「今日着る服がない…!」状態に
陥っていたこともあります。

洗濯物を畳む時、角は合わさっていないし、
本棚の隙間にはぎっしり本が詰め込まれているし…

それでもうちが
片付いた状態をキープしやすくなったのは、
「片付く仕組み」が整っているから、に他なりません。

片付く仕組みってどういう状態?

じゃあ「片付く仕組み」って、何かというと…

一言でいえば、
すべてのものに定位置(=戻す場所)がある
ということ。

こんな経験ありませんか?

出しっぱなしのものたちを片づけたい時、
どこにしまえばいいかわからず、
ケースとケースの隙間に突っ込んだり、
空きのあるボックスの中に
とりあえず突っ込んだり…。

すべてのものに定位置がある状態とは、
こういう「とりあえず」がない状態です。
「使ったものを元に戻す」だけで、
片付けは終了です。

輪ゴム1本、耳かき1本に至るまで、
戻す場所が決まっています。

わが家では、
家族もものの定位置を把握しています。

先日、こんなこともありました。

副鼻腔炎の手術のため
4日間入院をした際、
福井から義母に来てもらったのですが、

ものの場所がわからないとき、
すべて息子が教えてくれたから、
何も困らなかったそう。

「ラップはここだよ」
「電池はここだよ」と。

4歳の息子が、です。

ものの定位置が決まっているって、
本当にラクだし、
不測の事態にも安心をくれます。

まとめ

片付けがうまくいかないのは、
だらしない性格のせいではありません。

片付くために必要なのは、「仕組み」が9割です。

あとの1割は、習慣づけです。

じゃあ、仕組み(定位置)ってどうやって作るの?

それはまた、次回にお話ししたいと思います…♪

出張お片付けサポート、2月のご予約を受付中です。
無料でヒアリングにお伺いします◎